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小学校へ本を届ける活動をしています!
長崎に生まれ、幼少期から動物が好きで、動物に囲まれながら暮らしていた私。
当時まだ多かった野良犬や野良猫と触れ合うことが日課でした。
大人になってから知ったのは自身の暮らす長崎県は全国でも殺処分率が高い都道府県だったということ。
犬猫の殺処分は子犬や子猫が大半で、当時の年間の殺処分数は10万頭を超えていました。
何も知らずに、”動物好き”として暮らしてきたことをこの時ほど恥じたことはありません。
そこから動物愛護や保護の現状について調べ始めました。
本やニュースや記事…写真や文章に記されている”現実”はとても辛く悲しいものばかりで、思わず目を覆いたくなってしまうものばかり…
それでも、知ることは大事なんだと思い、思い切って保護施設で勤務し始めた私は目の当たりにした”現実”に驚きを隠せませんでした。
彼らの姿は”かわいそう”なものではなく、キラキラと輝いていたのです。
怪我を負っていても、障害を抱えていても、彼らは常に前を向いているのです。
多くの犬猫が私に教えてくれたことがあります。
命は尊く、そして儚い。
だからこそ、”今”という時間は
なによりもかけがえのないものなのだと。
そのことを誰かに伝えたい。
知ってほしいと私はペンを手に取りました。
日本の動物愛護や福祉の現状を。
そして、そこで生きる彼らの姿を
私はかきたいと思ったのです。
その姿を知ればきっと、目を覆うのではなく
現状をどうにかしたいと思ってくれる人が増えてくれるのではないかと。
そして、この2冊の本は私の2人の子供たちに向けてかいたものでもあります。
目には見えない”命”と向き合うということを
本に登場する13匹の犬猫たちが教えてくれます。
相手を思い、自身を大切に、”今”を生きる。
そんな当たり前の日常を愛せるように。
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